2022年1月15日

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ほわいとのボウリング講座

皆さんお待ちかね(!?),ボウリング講座の時間がやってまいりました.このページは,ボウリング好きの方々のために製作されたもので,「ボウリングがうまくなりたい!」という方々や,「どうやったらレベルアップできるの?」という方々まで,初心者から上級者まで幅広く楽しんでいただけるように情報発信しております.

ボウリングのレーンの構造

「ほわいとのボウリング講座」へようこそ! この講座では,ボウリングが上達するために,どんなことをしたらいいのか,という内容を中心に情報発信しています. この講座内で説明しきれないことも多々ありますが,そんな場合でも,わたし宛にメールで質問をすることで,きっといい情報を提供できるかと思います.

ボウリングは,その原型が非常に古くから行われていたと言われています. 古代エジプトから各地へ伝わり,9本のピンがひし形に並んだ「ナインピンボウリング」というスタイルを経て,現代普通に見られるような10本のピンが三角形に並んだ「テンピンボウリング」というスタイルが定着した,というのが定説です.

日本におけるボウリングのはじまりは,19世紀末に長崎にボウリング場ができました. その日が6月22日だったことから,現在でもその日を「ボウリングの日」としており,様々なイベントが開催されています.

ボウリングの第一次ブームは,1970年頃に「さわやか律子さん」で知られる中山律子プロ(日本プロボウリング協会の会長だったこともあります)や須田開代子プロらがとても人気があった頃になります. この頃には,ボウリング場の建設ラッシュがあり,猫も杓子もボウリング,というようなたいへんな盛り上がりでした.

その後ブームは下火となったのですが,全天候型で気軽にできるスポーツであるためか, あるいは現在ちょうど第一次ボウリングブームの時代に生まれた世代(団塊ジュニア?)が数多くいるためか, 静かなブームとなっているようです.

さてつづいて,ボウリングの基本の一つであるボウリングのレーンについて簡単に紹介します.

ボウリングのレーンは,上図のような形になっています(左から右へ向かって投げる,という図です). 多くの方が想像しているよりも,かなり細長い形状をしています.

図にはありませんが,図の左側には,投球者が待機する「ボウラーズベンチ」があります. そして,そこから「ファールライン」までの投球動作を行う領域を,「アプローチ」といいます. ファールラインまでは,距離にして約15フィートあります. このアプローチの上で,ボールをスイングしてピンに向かって投げます. 投球するときに,このファールラインをふみこえてしまうと,「ファール」となり,その投球のスコアは0点になってしまいます. (※ これはルールで決められていることなので注意してくださいね)

ファールラインから15フィート先の位置には,「への字」形に並んだ三角形のマーク「スパット」があります. スパットはボールを狙った所へ投げるために利用するもので,銃の照準のような感じで使うものです. スパットをうまく使うことで,ボールコントロールの精度を上げることができ,狙ったピンを倒せるようになります. (その詳細は理論編で紹介しています)

そして,スパットのさらに45フィート先に,ピンが正三角形に10本並んでいます. 正面から見ると正三角形には見えないですが,ちゃんと正三角形に10本配置されています.

ボウリングは,このような構造のレーン上で,アプローチからピンに向かってボールを投げて, ピンをいかに多く倒すかを競う,という非常にシンプルなスポーツです. とてもシンプルであるので,老若男女,すべての方がすぐに楽しめることができます. しかし,ボウリングはとても奥が深く,何年やっても飽きることはありません. そんなボウリングを,より上手に,より楽しむためのヒントとなるような内容を紹介したいと思いますます.

このページへ初めて来られた方は,ぜひ「マナー編」を一読してください. ボウリングもスポーツの一つですから,ぜひ大事なマナーを覚えておいていただきたいと思います.


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